ネットワーク
平成30年より本学の情報ネットワークが刷新されています。
多くのことがネットワークを通じて行われている今、安定性を備えたハイレベルな情報通信基盤を確保できたことは、本学の教育・研究の発展に大きく寄与するものと思われます。
新しいネットワークの特徴は、以下の通りとなります。
- 超高速化したSINET5をフル活用
SINETの拠点と同一箇所に本学サーバを設置し、学術情報ネットワークSINETをフル活用しています。
また、キャンパス間、おばせ主要棟間、及びデータセンター間は10Gの高速専用線で結ばれています。
- サーバをデータセンターに設置し安全に運用
サーバを手元に置くのではなく、専用施設であるデータセンターに設置しています。
データセンターでは、サーバを安定的に稼働させるため、厳格な入館管理、安定的な電源供給、24時間監視等が行われています。
- 主要通信機器(スイッチ)の総入れ替え
キャンパス及び主要建物にあるコアスイッチ、各建物の各階にあるフロアスイッチを一新しています。
また、これらのスイッチは常時監視されており、異常が発生した場合には直ちに連絡が来るようになっています。
新ネットワーク構成図
ファイルサーバ
Xドライブ、Yドライブのファイルは、新しいファイルサーバに保存されています。
このファイルサーバには、多くのハードディスクが搭載されており、その一部に障害が発生しても全体として稼働し続けることができるよう、RAID6という冗長化を施しています。
またファイルサーバは正副2台用意されており、メインのサーバに保存されたファイルは、別拠点にあるサブのサーバに常時複写されており、万が一の事態に備えています。
ファイルサーバと本学は、高速専用線(10G)で結ばれているため、安全かつ高速通信で利用することができます。
アカウント管理
パスワード等のアカウント情報を一元的に管理するたに管理システムを導入しています。ガルーンや予算管理システムは同システムと連携しますが、残念ながらAポータルは連携しません。
無線LAN
無線LANでは、「WiFiNIT」と「WiFiNIT-AD」の二つのSSIDを利用できます。
両者には下表のような違いがあります。
「WiFiNIT」はいわゆるフリーWiFiですので、今後、一部の学内システムへのアクセスは、制限する予定です。
メール
メールは引き続きGmailを利用しています。
Gmailのパスワードを変更する場合は、上記統合アカウント管理システムを利用して変更します。